タベルナ彦 デ コスパ天国

大分って本当に素晴らしいと思います。
山は綺麗だし、海も綺麗だし、ご飯が美味しくて、酒も旨いうえに温泉にも入れる。
下手したら天国じゃないかと思うんです。

そんなふうに地獄を天国たらしめている一つの要因がこの店「タベルナ彦」なんです。

タベルナはイタリア語で食堂を表すので、彦食堂とでも言うのでしょうか。
気軽なバルテイストのこの店のキャパシティーは20席ほど。
この席を確保するのは簡単ではなく、店の前を通ると、「本日の営業は予約で一杯です」との主旨の貼り紙がいつも貼られています。
そう人口が減るこの大分において一ヶ月以上前に連絡しないと予約ができない超人気店なんです。

この店がどうしてこんなに人気なのかというと、コスパが高いんですね。
料理については、これから紹介しますが、料理6品+デザート(飲み放題付き)で4,300円。実際のところ料理がもう食べられないというほど出てくるので、「大分の街中で一番美味しいイタリアン食べ飲み放題で4,300円」と考えてもらえれば正しい認識です。

「そんな満足感が高いものが片田舎にあるのか」とお考えの方もいらっしゃるでしょうが、実際あるのです。
というか片田舎だからできちゃうんですね。
ここのシェフは大分の野菜に惚れて大分で店を開いたそう。大分の自然有難しですね。

シェフが惚れるほどの野菜とはなんぞとお思いでしょうから、ここから写真と一緒に紹介します。

まずは前菜のタパス。タパスは小品の盛り合わせといった感じのもので、ラテン料理で出てきます。
生ハムメロンも、明太子を塗ったバケットも美味しいんですが、手前にあるミニトマトとチーズのカプレーゼ、これが美味しい!
これの何がすごいって僕普段トマト食べられないんですね。どうしても食べなきゃいけないときは水で流し込んでます。そんな僕がこれは美味しく食べられてしまう。それだけ恐ろしい調理テクニックなんです。

次のメニューがこれ
はい、ニガウリでさえ旨い。
そして、鶏胸肉を茹でたものすごくうまい肉のかたまり、これもはやメインディッシュです。
マッシュルームと海老のアヒージョ。
まだ、メインディッシュではない。
ここでピザをはさんでくる。
生地はパリパリのタイプ。サクサク食べられます。
やっとメインディッシュの豊後牛のピラフ。
程よく脂がのっていながら、しつこくない豊後牛にガーリックライス風のピラフが合う!
もちろん、グラスワインも飲み放題。赤ワインと楽しみましょう。
シメのパスタはメニューから選べます。
この日は鶏肉とキノコのペペロンチーノ。
ラストのデザートは季節のフルーツにチーズケーキとブリュレ。

ここまでくると二次会で何か食べようなんて思えなくなります。
「食べたいのに、もう食べられない…」と絶望を味わうことになります。



「地獄と呼ばれる大分は天国だった」という世界観を描きたかったんですが、一周回って「満腹地獄」みたいな感じになってしまいました。

でも、本当にこの店美味しいんですよ。
今度大分に来ることが早めに分かってる方は一緒に行きましょう。
双葉荘とはまた違う地獄を是非楽しんでください!

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