中津からあげイーグルス


「揚げたての唐揚げwithビール」
このワードからどんな感情が浮かぶだろうか。



福沢諭吉を生んだ大分県中津市は、から揚げの聖地と呼ばれている。
今日はその聖地をめぐることで我々が成し得たこと。
感じられたことをとつとつと語っていきたい。


その日は晴れだった。
透き通るようなスカイブルーの下、駅に集まった3人はまずファミリーマートでビールを一本ずつ買った。
その時、11時30分。
午前中から摂取するアルコールはどんな酩酊感を自分にもたらしてくれるのだろうか。
期待を胸の中に強引にしまいこみ、1軒目の聖地「豊国畜産ぶんごや」へと向かった。

中津駅北口を出て、真っ直ぐ歩くこと10分。
赤レンガ造りの建物がそれだ。
ぶんごやは精肉店で、注文するとその場でから揚げを揚げてくれる。

骨なしもも、むね。手羽先に砂ずり。
揚げたての唐揚げを前に、まずは乾杯。
朝食以来、なにものも受け入れていないからだに、アルコールが沁み渡る。
熱々のから揚げを食べるとジューシーな肉汁が溢れ、慌ててビールで口を冷やす。
「最高じゃないか」
誰にいうでもなく、自分の心が叫び出す。
驚かないで欲しい。まだ1軒目なのだ。
これからどれだけの幸福に出会えるのだろうか。計り知れないポテンシャルを前に畏怖さえ覚えながら、2軒目へ歩みを進める。

「からあげ屋 からいち」は唐揚げのテイクアウト専門店。
ここでは、変わり種メンチカツを購入した。
アツアツハフハフの中身は牛肉の旨味とタマネギの甘さがマッチしている。

これはハイボールの出番だ。
2本目のお酒を手に、3軒目へ。

「中津彩鶏々 フライドチキンマイスター」は他の二店とは趣が少し違う。

小洒落た店内では瓶のコカコーラを販売していた。
骨なしのむねとももにせせりを食べる。
どことなくスパイスが効いていて、なるほどケンタッキーのようなフライドチキンなのだと思い当たる。
これもまたビールに合う。

天が人の上に人をつくらなかったように、唐揚げの上にも唐揚げは存在しなかっただろう。
これは少し意味がわからない。
みんな違ってみんないいのだ。




今回、結局三軒回って所要時間は2時間程度。
使ったお金は一人1,500円程度(酒代込み)でした。

その後はいつもの通り双葉荘に泊まって、地獄蒸しアンド温泉。

日本酒とビールを飲んでたらふく食べて宿料込みで7,000円程度。

大阪から九州へはバリ特こだまで7,500円で来られます。


いやー、もう大分に来て遊び尽くすしかないですね。

みなさまの来県をお待ちしております。

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